自動車生産工程において、様々な工程で洗浄が行われております。
洗浄は、前工程から中間・最終仕上げなど、様々な工程で行われ、素材・部品等の清浄度は、次工程での処理や製品の機能にも影響を及ぼします。
そのため、有限会社ハウスステージ グローバル・エコロジー環境事業部は、洗浄力・油水分離性に優れた洗浄剤をご提案いたします。
また、有限会社ハウスステージ グローバル・エコロジー環境事業部は、環境にやさしく動植物にもやさしい、洗浄剤等の企画・販売を行っています。
環境配慮された弊社の環境対応製品は、溶剤を使用せず、水性の洗浄剤のため、水質汚染の抑制にも貢献いたします。
自動車生産工程におけるG-Ecoシリーズ環境対応型洗浄剤の工程別用途の動画はこちら⇒

●車両
- ①プレス
・プレス型保全作業時の洗浄
・冷却水添加

- ②ボデー組付
・溶接機の冷却回路オフライン洗浄
・水冷式制御盤クーラー循環水へ添加

- ③塗装
・空調用熱交換機オフライン洗浄
・脱脂前粗洗浄温水への添加
・樹脂製品塗装前帯電防止

- ④樹脂成形・塗装
・金型冷却回路通水洗浄
●ユニット
- ⑤鋳造
・低圧鋳造・ダイカストの冷却回路洗浄、チラー(冷却水循環装置)添加
・金型洗浄(外部・冷却回路共)

- ⑥鍛造・焼結
・冷間鍛造型の冷却回路洗浄
・鍛造品の塗装前ウェットブラスト水へ添加(防錆)

- ⑦熱処理
・冷却回路洗浄
- ⑧機械加工・組付
・切削・研削クーラントへの添加
・溶接前・塗装前・組付け後洗浄液への添加
・高周波焼入れ(IH)冷却水への添加
・刃具洗浄など各種超音波洗浄



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洗浄剤の種類
産業洗浄における洗浄剤の種類は大きく分けて、「水系洗浄剤」、「非水系洗浄剤」、「準水系洗浄剤」の3種類になります。
それぞれの主な特徴を記載します。
【水系洗浄剤】
中分類 | 主な構成成分例 |
アルカリ性 | 界面活性剤、アルカリ、(水) |
中性 | 界面活性剤、水、(その他成分) |
酸性 | 界面活性剤、酸、水 |
●水系洗浄剤の特徴
毒性が低く、安全性が高い。人体に対して優しい。
希釈して使用することができるため、洗浄剤のコストを低く抑えることが可能。
引火性がなく非危険品のため、作業の安全性に優れる。
【非水系洗浄剤】
①炭化水素系洗浄剤
●主な構成成分例
パラフィン系(脂肪族系)
ナフテン系(脂環系)
アロマ系(芳香族系)
●炭化水素系洗浄剤の特徴
脱脂力・油分溶解力が高く、油汚れの洗浄が得意。
比較的安価で蒸留再生が可能。
引火性があるため設備の防爆対策が必要。イニシャルコストが高い。
②アルコール系・グリコールエーテル系洗浄剤
●主な構成成分例
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール(IPA)など
グリコールエーテル系
●アルコール系・グリコールエーテル系洗浄剤の特徴
浸透性・乾燥性が高く、細かい部品や精密機器の洗浄に最適。
引火性があり、油分の溶解力は高くない。
③フッ素系洗浄剤
●主な構成成分例
HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)類
HFC(ハイドロフルオロカーボン)類
HFE(ハイドロフルオロエーテル)類
●フッ素系洗浄剤の特徴
引火性がなく、乾燥性・浸透性も高く、蒸留洗浄が可能。
金属への錆のリスクが低く、プラスチックの洗浄にも向いている。
コストが高い。
④塩素系洗浄剤
●主な構成成分例
ジクロロメタン(塩化メチレン)
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
●塩素系洗浄剤の特徴
引火性がなく、油分溶解力が非常に高く、特に油汚れの洗浄で高い効果を発揮。
人体への影響が懸念されるため、扱いには注意が必要。
⑤臭素系洗浄剤
●主な構成成分例
1-ブロモプロパン(n-PB)
●臭素系洗浄剤の特徴
油分溶解力・浸透性が高く、細かい部分の油汚れまで落とすことが可能。
引火性はないが、コストが高く、毒性データの一部に不明点あり。
【準水系洗浄剤】
●主な構成成分例
グリコールエーテル系、水、(界面活性剤)
テルペン系炭化水素、(その他成分)
●準水系洗浄剤の特徴
有機溶剤と水を合わせた洗浄剤。
引火性がなく、油分溶解力は水系よりも高い。
再生利用はできない。排水処理・防腐対策が必要。
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